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「召使」に学ぶ攻めの交渉術!魔神任務第四章四幕終盤におけるフリーナとアルレッキーノの会話を心理学解説するぜ【原神・げんしん】

原神心理学、召使に学ぶ攻めの交渉術

こんにちはこばとーんです。先日出した交渉術が好評だったので第二弾です。

コメントで「第四章四幕後半の会話についても解説してほしい!」と頂いたので、答えますね!

というわけで、本動画は魔神任務第四章第四幕「胎動を諭す終焉の刻」のネタバレを含みます。バージョン4.1で実装された物語のクライマックスなので、最大限愉しむためにも本編プレイ後に観ることをオススメします。

では早速行ってみましょう。

「召使」とフリーナ・主人公・パイモンの会話

まずは実際のシーンを見ていきましょう。

場面は物語のクライマックス。メロピデ要塞の禁域に存在した原始胎海の水が溢れ出し、それをリオセスリとクロリンデがせき止めます。そして、その解決のためにヌヴィレットを呼んできてくれと頼まれ地上に向かう主人公とパイモン。ところが地上に上がると既にヌヴィレットはメロピデ要塞に向かう準備をしており、「自分の代わりにフリーナと召使の会合に同席して、フリーナを守って欲しい」と言われるのでした。

そして、場面は会合へと進みます。

部屋の明るさ

実は、部屋の明るさは交渉に大きな影響を与えます。例えば明るい部屋では元気な話題が話しやすく、暗い部屋では真面目な会話をし易いです。コレは想像しやすいですよね。

なので、「召使」から重たい話をされたくないのであれば、三幕の序盤で会話していたような明るい部屋で会話すべきです。見比べると明るさが全く違うことに気がつくでしょう。

まあ、もちろん、これはゲーム上の演出面を兼ねています。暗いライティングにすることで「召使」の底知れない感じや圧力をプレイヤーにも感じ取らせる事ができるんですね。

画面を見ているだけの私達にもそれくらいの心理的影響がある効果なので、現実で扱うときにもなるべく部屋の明るさや雰囲気は気をつけるといいでしょう。

もし、このシーンの前にどこでお茶するのか決めるような会話が「召使」とフリーナの間で交わされていたのだとしたら、きっと場所を指定したのは「召使」だと思います。なぜなら窓際には明るい場所があるにも関わらず、一番暗い場所を選び、自分がそちら側に座っているんですからね。

挨拶と足組みに関する考察

次に、挨拶。やはりここも先に「召使」から声をかけていますね。コレは前回も説明した通り、先に話しかけた方が場の空気感を掌握する権利を得られるためです。

想像してみてください。逆にパイモンが先手を取って「こんにちは!オイラはパイモンだ!よろしくな!」と元気よく挨拶してきたらこの後の会話はしばらく暗い話題にし辛いはずです。

それくらい最初の空気感は後々まで効いてくるので大切なんですね。

そして、この瞬間に「召使」は立ち上がらず足組をしています。

前回の動画に頂いたコメントで「足組などの動作に意味はあるんでしょうか」という内容があったんですが、これに関してはケースバイケースです。

交渉術関連の本だと「腕組や足組みは防御の心理が現れたもの」なんてことが言われたりします。しかし、ただの癖で行っている場合や、気温が寒いから暖を取るためにしているケースもあるので、「このポーズをしてるから絶対この気持ちだ」ってのは言えないんですね。

ただ、これはゲームでの話です。無意味な行動は取らせるだけ作画コストの無駄なので意味を持たせてあると予想できます。

その上で足組みの意味を考えてみましょう。

これは私の持論なんですが、所作が与える印象を考察する場合、「自分がどう感じるのか」を言語化することが最適だと思っています。

例えば足組をしている人物を見たときの感覚を単語にしていくと「態度が悪い」「偉そう」「態度が大きい」「仕事ができそう」「ポージングが綺麗」「時間を持て余していそう」「余裕がありそう」「暇そう」みたいなものが挙げられます。

このように言語化することで、なんとなく受け取っている情報をはっきりさせる事ができるんですね。

つまり、足組みを見たときにはこれらの印象を与える効果がある、と言いかえることもできます。ゲームなどの表現においては、ポージングや所作は印象を与えるための記号ともいえるでしょう。

その上で与える印象のバランスを考えてみると、「召使」のように美人でスタイル抜群の女性がしている足組はデキる女感がグッと出せる上、スタイルの良さも引き立てられます。

逆に態度の悪さなどは少し弱い印象になっているんじゃないでしょうか?

このように、誰が行う動作なのか?どんな見た目の相手が行うのか?によっても印象は変わるので言語化して探ってみると面白いですよ。

というわけで、予想としては「召使」の手強さを印象付けつつ、美しさも見せた上で、ほんのりと態度の大きさや旅人への警戒心の現れみたいなものを表現した動きではないかと思います。

仮に立ち上がって会釈をして笑顔で挨拶をしていればもっと柔和な雰囲気になっていたでしょうから、やはり座ったまま足組みをすることで魅力がありつつも圧のある人物像を作る仕組みだと考えられますね。

席順の重要性

対話においては席順も大切であるとされています。

簡単に言えば向かい合っていると意見も対立しやすく、横並びであれば仲間意識が芽生えやすい、ということです。

なので、複数人で会話をする際は、仲の悪い関係性な人物は正面に座らせない、という対処法があります。

この場合も、フリーナが責められることを防ぎたいなら旅人が正面に座る方がよかったでしょうね。フリーナは誕生日席に行くか、少なくとも「召使」の正面は避けて座る方が良かったと思います。

とはいえ、このあたりも、このあとバチバチに攻めてくる「召使」とフリーナの関係性を見せるための演出の一つともいえますね。プレイヤーのように第三者から見た場合でも、向かい合わせに居たほうが意見が対立していることがわかりやすくなるので、理解しやすくするための工夫でもあるんですね。

強力な手土産

さあ、「召使」の攻めが始まります。まずは手土産ですね。しかも今度は限定16個しかない人気ケーキのようです。口ぶりからして「召使」がわざわざ買いに行ってくれたような雰囲気がでていますね。まあ、本当はデットエージェントあたりが買いに行ってるのかもしれませんけど(笑)

このように先にプラスな行いを相手に施すことで、相手から好意的な反応を引き出す事ができます。相手にされたことと同質の内容をお返ししたくなる”返報性”と呼ばれる人間の性質を利用しています。

前回の動画で質問いただいた内容に「交渉術は頭のいい人にしか通用しませんか?」という物がありました。要するに、相手が交渉術を仕掛けてきていることに気が付ける脳みそがないと意味ないのでは?ってことですね。

結論から言えば、ほぼ全ての人類に効果があります。テクニックによりますが、特にこの返報性のような性質は強力で、人種や文化、国籍や年齢を超えて全ての人類に共通して見られる特性です。

人類が進化する過程で手に入れた性質を利用しているので、現代人類ならほぼ例外なく効果がある手法だと考えられているんですね。

ただ、もちろん、個体差や文化的慣習の違いによって効果にムラはあります。例えばジン団長みたいに礼節を重んじる人ならより効果的に効きますし、アルハイゼンみたいに合理主義を優先するタイプなら「それとこれは別の話」みたいに処理できる可能性が上がるでしょう。とはいえ、完全に切り離して処理できるものでもなく、ある程度の影響は受けてしまいます。

なので、言語を理解できないとか、記憶が短時間しか維持できない、みたいな特殊な認知能力の状態でない限り効果があると考えていいでしょう。

ちなみに、交渉術を知らなくても効果が出ることは明白です。なぜなら、この動画を見る前からあなたも「「召使」は只者じゃないな」って雰囲気を感じていたはずです。仕事がデキそうな雰囲気も感じていたはず。つまり、演出として使われている交渉術をあなたも受け取っているんです。

むしろ、理解していても避けられない、それが交渉術の強力なところだったりします。

五感を活かした攻撃と距離感

まず、ケーキの印象を強めるために味の感想を聴きます。五感で感じたことはより強く印象に残るので、一貫性の効果をより良く発揮させるにはいい方法ですね。

そして、味の好みの情報にかこつけてタルタリヤの話題に繋げます。タルタリヤの処分に関する話題はフリーナ達にとって弱点です。タルタリヤの話題をたくさん出すほど「気まずさ」を稼ぐことができ、交渉で優位に立てるわけですね。

なお、後で「召使」本人も言及しているとおり、「召使」はタルタリヤについてそれほど気にしていません。旅人も「タルタリヤがそんな事言うわけがない」と考えているとおり、おそらく本人の発言でもないでしょう。

つまり、フリーナに圧力をかけるためだけにタルタリヤの話題にしています。

さらに、味覚がフリーナ・主人公と「召使」が一緒であることも示して親近感も演出して次へ繋げやすくしています。「なんで攻撃するのに仲良くするの?」と疑問に思うかも知れません。しかし、このあたりの距離感調整が「召使」の上手なところ。わかりやすく敵対すると反撃しやすいんですが、きっちり礼節を保ったラインを超えずに仲良くしてる雰囲気を出しながら傷を抉ってきます。表面上、攻撃できるポイントがないので反撃できない状態にされてわけですね。めっちゃ上手です。

バックトラッキング

余裕の無さからか、タルタリヤに関して「彼の武芸はなかなかのものだ」と適当な返事をしてしまうフリーナ。そこへ「召使」はさらなる追撃を加えます。

「武芸と言えば、そうそう、君の目の前でヌヴィレットにやられたんだったね」と。

フリーナとしてはめちゃくちゃ気まずい返しですよね。

このように、相手の言った単語を繰り返す技術をバックトラッキングといいます。日本語だとオウム返しと言ったほうが通じるかも知れませんね。

バックトラッキングは非常に有効な話術で、スムーズに話題を繋げたりシフトさせたりできる効果があります。ただオウム返しをするのが初歩中の初歩なんですが、「召使」はより高度な方法で使っていますね。

例えば、「武芸、そうなんです、彼の武芸はなかなかなんですよ」みたいに相手が言っていた内容だけを返すのが初歩。

上手になると「彼の武芸に付いてご存知なんですね!あ、そう言えば彼はあなたの目の前で戦ったことがあるんでしたね。確かヌヴィレットさんにボコボコにされたんでしたっけ?」みたいに繰り返しつつ連想ゲームのように話題を展開させることができます。

この繋げ方を巧みにコントロールすることで気まずいタルタリヤの話題に変え続けるところが非常に上手です。

「召使」の驚異的な”備え”

気まずい攻撃に旅人が助けの一手を入れます。「タルタリヤの情報は調べてある」と。

しかし、あまり喜ばない「召使」。フリーナからも指摘されますが、「以前なら喜べたが、あまりにも時間が経っているから心配でね」といった趣旨で返します。

タルタリヤからフリーナ達の味の好みを聞いている描写を挟んだり、しつこいくらい「同僚」と繰り返していたのも、自分とタルタリヤが仲良しであり、だからこそ心配なんだ、という「気まずさ攻撃」をフリーナに投げるためです。

ここで見かねたパイモンが「あいつは無事だぞ」と助け舟を出しますが、「召使」はそれも見越しています。

ぬか喜びしたりせず、「その証拠はどこへ向かった?」と掘り下げる質問で返していますね。

これには2つ上手いポイントがあります。

一つは、相手の矛盾点を簡単に突けることです。仮に一度答えられたとしても「じゃあその根拠は?」と繰り返して聞けばたいがいどこかで詰まります。タルタリヤが戻ってきてないことはファデュイの情報網で知っているので、パイモンが言っている内容はどこかで破綻する確率が高いと予想できます。なので、掘り下げるだけで相手の論理を崩せるんですね。

もう一つが質問スタイルで聞いている点です。

パイモンに対して「信じられないな!」とか「嘘に決まってる!」みたいな否定で崩そうとすると感情論のぶつかり合いになってしまうので、相手がより強く対抗しようとします。ですが、「もっと知りたい、教えてくれ」という姿勢で聞かれることで相手は自己矛盾で勝手に崩れるのです。これが超上手なポイント。

さて、タルタリヤ失踪について掘り下げられてしまいますが、旅人はうまい返しをします。「不幸に見舞われた証拠もない」と。

しかし、これにも備えているのが「召使」。妹から手紙が来た件を話し始め、さらにわざとらしい芝居をしてフリーナのメンタルを削っていきます。

うまい返しをされたときにも備えて、ちゃんとエピソードを用意しているあたりが異常にレベルが高いです。実際にトーニャから手紙が来ていた事実があるならそれを利用しただけかもしれませんが、もし、このエピソード自体が嘘なら、あまりにもハイレベルです。「召使」、マジですごいですね。

プッシュステートメント

突然、カップの水面が揺れる現象が発生しました。驚く顔をするフリーナにすかさず「召使」が次の一手を打ちます。

それがプッシュステートメント。言ってみれば攻めの交渉術です。相手に強い断定の発言を押し付けて様子を見る方法で、占い師などが使うコールドリーディングと呼ばれる技術の一つですね。

例えば「君って絶対完凸ベネット否定派でしょ!絶対そう!顔に書いてあるもん!」とかって言われると「は?決めつけんな」って思いますよね。でもって「完凸でも強い点があることくらい知ってるわ!」みたいな言い返しがしたくなったりします。

つまり、強い決めつけをされると反発心が生まれて発言してしまいやすくなる効果があるんですね。

「召使」には水面の揺れの正体はわかっていません。しかし、フリーナのリアクションを見た上でカマをかけるかたちでプッシュステートメントをつかっているんです。

「カップの水は予言による影響で揺れてるんですよね?」と。

もし決めつけが外れていたとしても、強い断定をすれば「それは違う!本当は〇〇だ!」とフリーナが言い返してくれる可能性が高まります。そうなればそこを掘り下げればいいだけですし、逆に決めつけが当たっていた場合はより優位に話を進められます。

どっちに転んでも修正の効く便利な方法なんですね。

「召使」はさらに、様々な例え話を使ってイメージしやすく決めつけを具体化していきます。一生懸命生きているフォンテーヌの民と、呑気にお茶会してるフリーナとを明確に対比させることでより決めつけの効果をはっきりさせているわけですね。

きめつけの強度が強いほど、反発心も強くなるので非常に上手な方法と言えます。

ちなみに、これはめちゃくちゃ高度な方法で、かなり練習しないと上手に使えません。とはいえ、友人で練習すると関係が悪くなる場合が多いので、使う場所は選びましょう。

具体的な質問で攻める

プッシュステートメントにやられてつい返事をしてしまうフリーナ。すかさず「召使」が質問で掘り下げます。

ここでのポイントはしっかりと具体性をもたせた質問をしていること。

「それはどこで見られる?」と言っていますね。つまり「がんばってます!」みたいなふわっとした回答ではなく、ちゃんと視覚的に確認できる内容に回答を誘導しているんです。

また、質問は具体的であるほど答えやすい性質があります。

例えば「あなたにとって愛とは?」みたいな漠然としていて広い質問は答えにくいですよね。ところが、「昼に食べたカレーは辛すぎませんでしたか?」みたいに具体的であれば答えやすいはずです。

なので、このように責め立てている場合でも相手が答えやすい質問にすることで回答のハードルを下げて「うっかり答えやすい」状況を作っているんですね。めっちゃ上手。

相手に合わせて切り口を変える

しかしフリーナからの回答は「今は見せられない」といった内容でした。

そこで「召使」は質問を変えます。「では、開示できる部分はあるか?例えば、今回の問題への措置とか?」と。

相手の回答を踏まえた上で、改めて具体的な答えやすい質問をしていますね。やっぱり「召使」は質問力が抜群に高いと思います。

しかし、これにも明確な答えは得られませんでした。そこで、「召使」は自身が知りたかった本命へと直接質問を切り替えます。

「召使」の目的

「ヒントをあげよう」といって「召使」は最後の質問をします。諭示裁定カーディナルについての内容ですね。

このあたりは先の物語へ通じているので文章が結構ぼかされた感じがありますが、かなり明確に質問したにも関わらずフリーナからは諭示裁定カーディナルの仕組みについて把握しているような素振りは見られませんでした。

さて、ここで「召使」の目的をわかっている範囲で3つにまとめておきましょう。

1つ目は、神の心の収集。ファデュイ執行官である「召使」の使命は神の心を回収することです。なのでその在り処のヒントを得たいと思っていました。

2つ目は、壁炉の家を助けること。フォンテーヌの予言が現実になれば子どもたちが被害に遭います。それを守りたいと考えているようです。

3つ目は、水神の正体を知ること。先の2つの目的を果たすためにも水神の能力や予言との関わりを明らかにしなくてはいけません。

「召使」は質問していた内容が直接知りたい答えというわけではなく、質問へのリアクションによって3つの目的それぞれへの推測を立てることが狙いと言っていいでしょう。

プレイヤーには明かされませんでしたが、すでに「召使」の中では律償混合エネルギーや諭示裁定カーディナルについての仮説が立てられているようです。それらを検証するために今回の会話がなされていたと考えられます。

特に最後の諭示裁定カーディナルについての質問は鍵となる質問のようで、フリーナがよくわかっていなさそうである、というリアクションが得られたことでひとまず今回の会話で得られる収穫は取りきったみたいですね。

逃げ道を用意して、次へつなげる

さて、「召使」はかなり攻める交渉をしてきましたが、最後はちゃんとフリーナに逃げ道を用意してあげてます。

「あ、ヌヴィレットが居ないってことは何かしらに対応中なんですね〜そういうことですか〜」くらいのことですが、他に何も答えられないフリーナとしては今すぐにでも飛びつきたい内容ですね。

攻めの会話を行うときでも、ただ攻めて満足するだけではなく、きちんと最終的に相手が着地する場所を用意してあげることが上手な交渉です。

さらに、そこでパパッと会話を切り上げて、最後はケーキタイムへ戻しています。これも非常に巧みな点ですね。

ここにも2つのねらいがあると言えます。

ピークエンド効果

一つはピークエンド効果といって、人間は”感情が一番揺れ動いた瞬間”と”最後の場面”という二箇所を一番印象として記憶しやすい性質があります。

これを利用して、最後の瞬間を美味しいケーキの記憶にすることで良い印象を残すことができるんですね。流石にこれだけ攻めてるとある程度悪い記憶になるとおもいますが、少なくとも悪印象をかなり緩和できることは間違いないでしょう。

実際、ケーキを食べたあとはパイモンとフリーナのテンションがかなり緩んでいることがわかります。

テンション・リダクション

もう一つはテンション・リダクションです。

人間は緊張状態になってからリラックス状態になると、普段よりも気が緩んだ状態になってしまいます。この性質をテンション・リダクションといいます。

警戒態勢になっていれば言わないようなことでも、ポロッと喋ってしまったりするんですよね。今回は特にそういった失敗はなかったようですが、このリラックスタイムでひょっとしたら重要情報が入ってくるかも知れません。

これだけ心理戦を仕掛けている「召使」なのでこれも狙っていたんじゃないかと個人的には思ってます。

いずれにせよ、空気を最悪の状態で終わらせないことにより”次の会話の機会”をつないだわけです。もう、マジで抜け目ないっすね。

文字説明つきでもう一度見てみよう

はい、たくさん紹介したので、文字説明ありでもう一度見てみましょう。

はい、というわけで非常に上手い会話でしたね。

実際に交渉術のテクニックを日常会話で使ってみるとわかりますが、「召使」はめちゃくちゃレベル高いです。まあ、攻めるタイプの交渉術は友達が減るのであまりオススメしませんが、知っていると応用が効くのでぜひ覚えておきましょう。

では、今回の情報もあなたのコミュニケーションの参考まで。

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