ホヨバース基礎知識、シーシュポスの岩編
こんにちはこばとーんです。
ホヨバは度々神話を引用します。そしてゼンレスゾーンゼロでもやっぱり引用してきたので解説しておきますね。
白祇重工との物語の中で、ベンさんが口にするを「岩を運ぶ男」の話です。
これは、ギリシャ神話のシーシュポスと言う人物。 神々を騙した罪により、 重たい岩を山の山頂まで運ぶ罰を受けています。 しかし運び切る直前に、岩が自重でふもとまで落下してしまい、 それを永遠に繰り返す苦しみを味わっているキャラクターです。
このエピソードから、「果てしない徒労」を表す慣用句として、「シーシュポスの岩」と言う言い方が使われます。
ホヨバ作品では崩壊3rdとゼンレスゾーンゼロで登場していますね。 ひたすら同じように繰り返す毎日や、 そこで発生する苦しみに意味はあるのか? といった意味を問うメタファーとして使われている感じです。
とは言え寓話なので、幅広く意味が取れる物語です。 ぜひ元の神話の意味を捉えた上で、あなたなりの解釈をしてみたら面白いのではないでしょうか?
参考まで。
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