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もう悩まない!ブログ記事タイトルの文字数をデータと人間の心理から検証!

記事タイトルに、一番最適な文字数は?

SEOについて勉強していると、「記事タイトルの長さは何文字がいいのか?」という疑問にぶつかることが誰でも一度はあります。この悩みが解決できないと、自信がないまま記事を書くことになり執筆もスムーズにいきません。そこで今回は、記事タイトルの最適の長さについてデータと人間の心理を元に紹介していきます。

アクセス数とタイトル文字数は関係ない

結論から言ってしまうと、SEOとブログ記事タイトルの長さについては相関がありません。これについては明確なデータをとってくれている良い記事があったので紹介します。

記事タイトルのベストな文字数は? 8943記事のデータから探ってみた

記事内では8943記事から取ったデータをもとにPV数との比較を行っています。かなり信頼できる量ではないかと思います。記事内のグラフからPV数と文字数の間に比例または反比例の関係はないことがわかるので、タイトルの文字数はSEOには関係ないと言えるでしょう。

しかしながら、タイトルそのものがSEOと無関係ではないので、ここではタイトルについてもう少し掘り下げていきましょう。

Googleは常にユーザエクスペリエンスの向上を目指している

まず前提となる話です。

SEOはGoogleに好かれること

SEOで高い効果を出すと言う事は、言い換えれば、Googleに好かれるサイトを構築するということです。Googleはどんなサイトが好ましいかを「ガイドライン」できちんと発表しています。しかし具体的でない部分も多く、そこがSEOを頑張る人たちをモヤモヤさせる部分でもあります。ですが時間があるのなら、ぜひこのガイドラインは目を通しておきましょう。何より、Googleの考えを理解しておくことが大切ですからね。

Googleに好かれる条件

ガイドラインを簡単にまとめるとたった1つのことしか言っていません。それは、「Googleはユーザにとって価値のあるサイトを評価する」ということです。つまり、便利であったり、読みやすかったり、人間にとって良いものが評価されるわけです。

ユーザーに好かれることはGoogleに好かれること

Googleはそれらを、ページの滞在時間、離脱率、PV数など、様々なデータをとってより効果的に、価値のあるサイトを見分けられるシステムを日々研鑽しています。つまり、SEOの答えはGoogleしか知らないし、しかも常に変わり続けるということです。

ですが、「ユーザーにとって価値のあるサイトを評価する」ポイントはブレません。そのため、その軸を押さえた考え方が大切になります。

人間が一瞬で認識できる文字数は13文字

ユーザーはもちろん人間です。という事は、人間の特性に合わせたタイトル付けが効果的です。Yahoo!ニュースなどのトップページでは、この特性がうまく取り入れられています。実際に見てみましょう。

気が付きましたか? ほとんど全ての記事タイトルが13文字以内に収められているんです。人間が一瞬で認識できる文字数は13文字だと言われています。

このため、「タイトルが目に入っただけで内容が気になり、クリックしてしまうタイトル」を作るには13文字以内にする必要があります。たくさんの記事タイトルが並ぶ中から、気になる記事として読んでもらうためには、この工夫は欠かせないのです。

検索結果に表示される文字数は28文字から32文字

一方、実際に検索結果に表示される文字数は、28文字から32文字です。Googleの細かいアップデートによって文字数は多少上下します。この文字数を超えた場合、「…」が最後に表示されてタイトル後半は表示されません。

この画像でもby…となっていますよね。

ユーザーに検索結果から内容を判断してもらい、クリックしてもらうためには「肝心な内容」が28文字以内に収まっている必要があると言えるでしょう

ただし、SNSでシェアされる時には全て表示されたりするので、SNSの拡散を狙っている場合には長く書くのも一つの戦法でしょう。

心に刺さる内容を28文字以内に収める

「肝心な内容」とは、「悩み」の事です。多くの場合は「キーワード」になるでしょう。しかし、必ずしもキーワードである必要はありません。たとえば、下記のような場合もあり得ます。

  • 狙うキーワード「ダイエット 結婚式
  • 記事タイトル「たったの2週間で10キロ減!つらい運動をしなくてもカプセルを飲むだけでダイエットできるから、友達の結婚式に着ていくドレスも心配ありません!

なんともうさんくさいですね(笑)ちなみに、内容は適当に作ったので気にしないでください。

実際にはもっと縮められますし、僕なら違う書き方をすると思います。しかし、これも一つの書き方です。「ダイエット 結婚式」で検索する人の「悩み」にフォーカスすると、

  • 太ってきていて、友達の結婚式で着るワンピースがちょっとキツい
  • 写真にも残るから少しは痩せておきたい
  • でも、つらい運動はしたくない
  • ラクに痩せたい

という人物像が描けますよね。ここで大切なのは、「悩み」を持っている人が、とにかく食いつきたくなるタイトルにすることです。つまり、キーワードの背景にある悩みの方がキーワードよりも重要である場合があります。

「簡単さ」は強力なポイント

ここでは「ラクであること」「運動しなくていいこと」を前面に出しました。おそらく、この要望を強く持っている人ならばこの記事をクリックしてしまうでしょうね。この記事は文字数の記事なので、いったんコツの話は置いておきましょう。

ひとまず、キーワードで大丈夫

とはいえ、ほとんどの場合キーワードを入れることになるでしょう。「肉じゃが 作り方」で検索する人に対して、このキーワードを最初の28文字に含めずにアピールする事は難しいはずです。ようするに、「大切なのは悩みだけど、それはほとんどキーワードだよ」ということです。

人間がすんなり理解できる文章は43文字〜50文字近辺

「一文を短くする」ことはわかりやすい文章の基本です。これは感覚的になんとなくわかりますよね? コピーライティングの世界でも、わかり易い文章は長くても43〜50文字程度が良いと言われてます。なので、あまり長い文章は避けましょう。ちなみに「一文」とは「。」で終わるまでの長さを指します。

ブログ記事タイトルの必要な条件はこの5つ

最後に、今までの要点をまとめるとこの5つになります!

  • 全体は90文字くらいまで
  • 一文は50文字程度まで
  • 28文字までにキーワードか悩みを入れる
  • 特に最初の13文字は大切
  • ユーザー第一に考える

いかがでしょう? これがわかっているだけでだいぶ気が楽じゃありませんか? このポイントに気をつけて、楽しくブログを書いていきましょう。

KOBATONE 小林嘉明

yoshiaki-kobayashi

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yoshiaki-kobayashi

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