読みにくい、気がする。
これで、正しいのだろうか?
早く書きたいのに、ぜんぜん進まない。
ブログを書いていると自分の文章に疑問がふつふつと湧いてくることもよくありますよね。また、それが原因で執筆が進まない、なんてこともあります。今回は、そんな困った時にこそ使いたい「ブログの文章構成」についてお伝えしますよ!
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簡単にまとめると、ブログの構成はこれだけです。でも、この書き方はブログに限らず、わかりやすい文章を書くための構造でもあります。知っておくとどんな場面でも使えるので、ぜひ理解しておきましょう。
「テンプレでいいよ」
そう言われるとまず出るのが「それで面白い内容にできるんですか!?」「オリジナリティが大切じゃないんですか!!?」という意見。まあ、それもわかります。でも考えてみてほしいんです。
本当に大切なのは「オリジナリティですか?」と。
本当に大切なのは「内容が読者に伝わること」ですよね。自己流にこだわって伝わりもしない内容を書いてても、仕方ないんです。
しかも、テンプレって世の中にたくさんあって、知らないうちに使っているものなんです。メールの文章構成だってテンプレです。学校の授業だってテンプレだし、クリエイティブなものでも「ハリウッド映画のストーリー」なんてほとんどテンプレです。試しに一つ紹介してみましょう。
ね? ほとんどの映画が当てはまるでしょ(笑)
そんなものです。それにもかかわらずオリジナリティーあふれる物語がたくさん出ていることを考えるのであれば、オリジナリティーを表現するのは別にあると考えるのが妥当でしょう。自信をもってテンプレを使ってください。
結論はとにかく先に書きましょう。
「ブログを成功させる3つのコツ」みたいな記事であれば、3つのコツをまず羅列することから始めます。すると、「その3つの理由はなんだろう?」っていうことが気になりますよね? 人はわからないことがあると納得がいかないもの。その答えを知るために、その後まで読んでしまうものです。
よくブログ初心者が心配になる点として、「先に結論を書いてしまったら読まれないのではないか?」というポイントがありますが、これは心配ありません。むしろ、どこに結論が書いてあるのかわからない文章こそ読む気を失います。引っ張っている感が丸出しの文章だからです。
とはいえ、最初から結論を書いてもわけがわかりません。
そのため、まずは読む気を起こさせるための問題提起をします。さきほどの「ブログを成功させる3つのコツ」であれば、ブログをこれから成功させたい人が読むはずです。そのため、
みたいな部分が必要です。こうすることで、「ああ、この人は自分と同じ悩みを抱えてたけど解決できた人なんだ。信用できそうだな。」と思ってもらえます。
共感部分を書いて、いきなり結論! それでもいいですが、僕のオススメは問題提起まですることです。
ぼんやり捉えていた問題をハッキリさせ、このまま放置するとデメリットがあることを伝えます。
このように「痛みの部分」を描写します。問題が意外な原因の時には「実は〜」「あまり知られていませんが〜」「本当は〜」などと、共感部分とギャップを出すこともできます。すると、そのギャップが気になり読んでしまうわけですね。
たとえば「ブログがうまく書けないのは、運動不足が原因だと知ってましたか?」といったくらいのギャップがあると気になりますよね? 「ブログに運動?」って思うわけです。このように、解決法と共感部分にギャップがあるとこの部分は書きやすくなります。
箇条書きなどを使って出来るだけ簡潔に書きます。
解説はこの後で書くので、細かい補足や説明は省いてシンプルに書くことを心がけましょう。この記事も、最初の箇条書きが結論です。
説明は解決法の理由を書くのでボリュームが大きくなります。
背景として別の知識が必要な場合もここで補足します。たとえばこの記事では、結論で羅列した項目を一つ一つ解説していっていますので、文章量のほとんどがこの説明部分です。だいたい8割くらいになると思えば適量かと思います。
説明部分は長いので、説明を読んでいる間に色々話が展開して、読者の頭も別の方向を向いてしまっている可能性もあります。最後に「今回の話の要点はここですよ」という話をしてあげて、意識を本題に戻してまとめましょう。
結論部分と同じでもいいですし、解説をしたからこそ出来るまとめ方でもいいと思います。それほど長くならない方がいいでしょう。
いかがですか? 以上が基本のブログ文章の形です。構造がわかれば書けそうだと思いませんか?
ブログは、やっていくうちにだんだん書くのがうまくなります。そして、構造を意識して書くようになると、他人のブログも構造を意識して読むようになります。すると、吸収力がガッツリ上がるので上達も早くなります。いいことだらけなので、ぜひ構造を意識して、まずはテンプレから初めてみましょう!
僕もがんばります!
小林嘉明
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