こんな悩みはありませんか?
今回は、上記の悩みをすべて解決できるノート術をお伝えします。その名も「マインドマップ」。必要なものは紙とペンだけです。値の張るシステム手帳を買う必要もありませんし、付箋をたくさんノートに貼りまくる、なんてこともありません。そして、いちど身に付ければ一生役に立つスキルなので、ぜひ気軽に実践してみて下さい!
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どうです?メモに困っている人なら、試してみて損は無いはずです。
実は僕も10年ぐらいマインドマップを愛用しています。学校の勉強から、ビジネスまで幅広く使うことができるのでとってもお勧めの方法です。では、やり方と合わせて特徴を見ていきましょう。
マインドマップはとても簡単な方法です。まずは実際に形を見てみましょう。
・・・なんだこれ?
って思いませんか?
怪しい形ですよね(笑) 僕も最初は疑いました。何より「マインド〇〇」て言う名前が怪しさ3割増です。
でも安心してください。ちゃんとした人が作った方法ですし、ディズニーやIBMも研修で利用するなど、世界中で愛用されている方法ですから。
マインドマップはトニー・ブザンという英国の教育者が考案しました。彼の専門は「脳の使い方」です。自身も大学時に成績が伸び悩み、困ったのだとか。それがきっかけで、脳がどのように記憶し、発想するのか研究した結果生まれたそうです。
私達の脳は「イメージ」と「連想」が基本機能になっています。これは、なにか元になるアイデアがあり、そこから連想しながら広げていく性質のこと。
たとえば、会話に困ったとき「なにか面白いこと言ってよ」と言われると困ってしまいますよね? でも、「小学校のときは野球得意だった?」なんて訊かれたら、すぐに答えられます。そして、「そういえば野球よりもサッカーが流行っていたな」「女の子はなわとびだったっけ」という感じに話が広がっていったりします。
野球→サッカー→女子→なわとび
脳はこのように連想ゲーム式に考えることが得意なんです。「なにか面白いこと」では、対象がぼんやりしていて、連想ができません。だから思いつかないんです。
つまり、脳の特性を理解すれば、効率的に学習ができるということ。
このイメージと連想は「放射思考」といわれます。そして、マインドマップは放射思考を見える化するツール。脳の機能に沿った方法なんです。
さっきの野球の話から、更に連想できるものはないでしょうか。例えばこんな感じに。
一つのキーワードから、複数の連想をすることができます。簡単に言えば、このつながりをイラスト化したものがマインドマップです。今の例ではこんな感じになります。
この時、中央に書くものは「セントラルイメージ」と言って、マップのテーマやゴールを表すもの。そこから伸びている枝のことを「ブランチ」と呼びます。
イメージが掴めましたか?
マインドマップは私たちの記憶の形と密接に関わっているのです。
会議では、別の話題へ話がそれることもよくあります。ある話題の途中で「そういえば、あの事業はどうなっていたっけ?」のように別の話題へ話が移ることは誰にでも経験があるでしょう。
話題がランダムに展開される会議のメモを取る際、従来通り文字を詰め込んでいたのでは、互いに関係のない情報が入り乱れてしまい、見づらくなってしまいます。
また、理解度も高まりません。
しかし、マインドマップであれば話は別です。
別の話題に飛んでしまったら、新しくブランチを伸ばせば良いだけ。それぞれの話題に関連のある内容を、結びつけて確認することができるのです。
マインドマップには、さらに強力に使うためのコツがあります。それが色分け。メインブランチごとに別の色を使い、枝を伸ばしていく手法です。
この時、メインブランチより下に来るブランチは、メインブランチと色を一緒にしましょう。
人は文字よりも色を素早く判断できます。関連している項目を、同じ色で描くことによって、直感的に関連していることを認識できるようになるんです。道路標識が良い例ですね。
とは言うものの、色をたくさん使うことが楽しめる人なら良いのですが、ペンを持ち変えることがめんどくさい場合も多いですよね。実際僕もそうです(笑)
まずは一色でもいいので、書き慣れるところから始めるとスムーズだと思います。
マインドマップは会議の話題や、学習した内容を構造的にとらえることができます。視覚的に内容をまとめる事は理解度を高め、結果として記憶にも残りやすくなります。
僕も会議があるときはすべてのメモがマインドマップ。参加している誰よりも内容を覚えている自信がありますし、眺めるだけでも内容が思い出せるため、振り返りにかかる時間が短くてすみます。
使ったらやみつきになること間違いないので、ぜひチャレンジしてみましょう。
先にお伝えしたように、マインドマップは脳の連想と深く関わっています。そのため新しいアイデアを出すために利用することも可能です。
実はマインドマップはノート術ではありません。記憶術であり、整理術であり、アイデア発想術でもある複合的なテクニックなんです。
それではつづいて、マインドマップを使ってアイデアを出すためのテクニックを紹介しましょう。
開発者のトニー・ブザン氏が考えた方法では、マインドマップのブランチには「単語」を書くべきと言われています。理由は、発想を広げやすいため。例を1つ挙げましょう。
「赤いリンゴ」というキーワードから発想を広げる場合、「赤」と「りんご」の2つに分けます。
すると、それぞれに別の発想を得ることができるんです。
「ポルシェ」や「シャア専用」なんて、「赤いリンゴ」というひとかたまりのキーワードからは出てこない発想ですよね。
ブランチに載せるキーワードを単語にすることで、抽象度を上げてアイディアの発想をしやすくする効果があります。
さらに強力なテクニックをもう一つ紹介しましょう。それは、「何も書いていないブランチ」を用意することです。
人間の脳は、空白を埋めようとする性質があります。何も書いていないブランチを見ると、何かしら関連のある単語を記憶の中から探り出し、埋めようとするのです。
余談ですが、食器棚など、収納スペースを埋めようとしてしまって物が増えるのもこの特性らしいです。
なので、アイディア出しの最中に煮詰まってしまったら、何も書いていないブランチを書いておき、脳に任せてしまうのも手です。自分では思いもよらなかったアイディアが突然湧いて出る感覚にきっと驚くでしょう。
僕もこのテクニックには何度も助けられているので、試してみてください。
さて、マインドマップをやってみようかなと思っていただけましたか? もしあなたがマインドマップをスタートしてみるなら、まずは手書きをお勧めします。
4.5枚程度でいいです。マップも小さくてOK。A4程度の大きさに書いてみましょう。形は大きく真ん中にテーマを書いたら、適当に丸や四角で囲んで、ブランチを伸ばします。
スマホやパソコンからかける「マインドマップアプリ」やサービスもありますが、「紙よりもデジタルが良い」ってわけでもありません。イラストを交えながら紙に書いた方が自分に合っている人もいますし、キーボードで打つ方が気持ち良いケースもあります。
僕は両方できますが、今はデジタルをメインで使っています。ただ、ちゃんと選ぶにも手で書く感覚が少しわかった方が選びやすいと思うのです。お金もかからないですしね。
そして、もっとマインドマップが知りたい。使いこなせるようになりたい。そう思っていただけたら、次に紹介するソフトやアプリを使ってみましょう。
マインドマップ公式のアプリ。当記事のマインドマップはiMindmapで描きました。一番の特徴はグラフィックが綺麗であること。
開発者トニー・ブザン氏のやり方では、ブランチの上になぞるよにキーワードを記入するように言われています。
これがしっかりできる点が素晴らしい。基礎をしっかり覚えたいなら買う価値アリ。ちょっと高めですが、見た目もいいのでプレゼンにも利用できます。
無料試用版もあるので、期間限定でお試しも可能です。
スマホ版あり。コチラも有料。
僕が普段利用しているアプリ。iMindmapと比べて見た目はかなりシンプル。
見た目もブランチ上にキーワードが乗らない感じになっていて、メインブランチの色も変わりません。(ただし、手動で表示形式を変更することは可能)
iThoughtsを使っている理由は
この3つ。
特に検索機能はめちゃめちゃ便利!
たくさんマインドマップを書いていくと、「あー! あのアイデアいつやったっけ!!? 出てこない・・・」なんてことがよくあります(笑)
いくら覚えやすいと言っても限度がありますからね。
そんなときに、マップに含まれている単語で検索できるのは本当に便利!
また、学習時にブランチを畳んでおき、クイズのように考えることでも記憶への定着を図れます。
その他、スマホから細かい操作がしやすい点でも僕はiThoughtsを使っています。
マインドマップには実はきちんとしたルールがあります。(知らなくてもできるんですけどね)開発者のトニー・ブザン氏公認のインストラクターがいたりもするので、原著に近い形で学びたいなら公式本から勉強するのもいいでしょう。
僕がわかりやすかったのはこれ。
いかがでしたか?
すべてに効くマインドマップは、人生を変えるツールといっても過言では無いのかもしれません。この記事をきっかけに興味を持っていただけたなら、ぜひいちど描いてみましょう。
さあ、紙とペンを持つだけです(笑)
KOBATONE 小林嘉明
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