こんにちは。小林嘉明です。
『仕事の息抜きに何をしていますか?』という質問をいただいたので答えていきたいと思います。
特に複数の仕事をしている方に参考になるかと思いますので、よかったら見ていって下さい。
いきなり結論をお伝えします。
“仕事の息抜きは別の仕事”です。
理由は煮詰まるから。仕事には集中力や発想力がとても重要ですが、常に一定量を発揮し続けられるわけではありません。必ずムラがあります。
概ね、仕事を始めた瞬間が最も集中度が高く、継続することにどんどんと低下していく曲線を描くでしょう。
なので、ある程度煮詰まってきてしまったら別の仕事をする方が効率が良いんです。
こんなことを言うと『フリーランスだからできるんでしょ』なんて意見が出てくると思います。
でも、僕は会社員時代から同じようなスタイルをとっているんですよ。
自分がやらなくてはいけない業務にも何種類かあると思います。例えばメール返信、書類の整理、企画書の作成など、細かく分けてみれば違う作業のはずです。
大切な事は集中力を切り替えること。
つまり主観的に『違う作業をしているぞ!』と思えればオッケー。
なので仕事に対して“デスクワーク”みたいな大きなくくりで考える事はお勧めしません。もう少し細分化して“自分の集中力を基準に作業を切り分ける”ようにしてみることがコツです。
フリーランスや在宅仕事であれば、この状態をもっとコントロールしやすくなる事は言うまでもありません。
例えば僕の本業はカメラマン。副業でnote販売をしたり、コンサル的な相談業務をやったりもしてます。ブログやYouTube、stand.fm配信なんかも将来のために継続していますね。
そのため、作業の種類はやたらたくさん選べます。
写真の仕上げ作業が煮詰まったら、ブログを書き、ブログを書くことに煮詰まったら動画編集をする。そんな感じで、1つの作業からの『逃げ』が他の作業へつながっているイメージです。
人間ですから、うまく作業が進まない時もあります。しかし、1つが進まなくても別の作業が進むように自分の習性を利用しているんです。ある作業から“逃げても”他の作業が進むわけですから。
先入観を捨てることも大切です。
僕たちは『仕事の息抜き』なんて言われるとどうしても“遊び”を連想してしまいがち。あるいはごろごろしたり、浪費することをイメージしちゃいますよね。
でも、“息抜き”ってなんでしょう?
改めて考えてみてください。煮詰まった頭と体を解いて、リフレッシュした状態で新しいことを始めるための行為が“息抜き”じゃないでしょうか。
であれば、遊びである必要はありません。大切な事は自分がリフレッシュできるかどうかです。自分の感覚と向き合ってみましょう。
本来の意味を見落としてしまうと、“なんとなく”で遊んでしまい後悔することにもなりかねません。
ほら、誰しもあるでしょう?休日にごろごろしていて『もう夕方か…俺何してるんだろう…』と後悔したことが。
自分が後悔しない息抜き内容を考えてみることがとっても大切です。
仕事に話を戻しましょう。
息抜きをコントロールして仕事の効率を上げるのであれば、決裁権を持っていることがとても大切です。
自分である程度仕事の範囲を決められる、と言う事ですね。
例えば、僕も新人会社員の頃はこんなスタイルで生活できなかったんですよ。上司から指示された内容以外のことを進めていれば『何やってるんだお前!』と怒られてしまいますから。
なので、ある程度コントロールできるようになったのは少し偉くなってからです。上司に理解があるかどうかでも差が生まれるでしょう。
ただ、役職につかなくてはならないわけではありません。ここは注意です。
繰り返しになりますが、“自分がリフレッシュできる作業”さえできれば問題ありません。なので、たとえ下っ端社員でも自分の持っている仕事の範囲内で工夫する事はできます。頭を柔らかくして考えてみましょう。
いかがでしょうか。
息抜きは別に遊びでなくても構わないんです。もしあなたが1つの作業で煮詰まってしまうタイプなのであれば、あえて副業を取り入れてみるのも選択肢としてアリかもしれません。
集中力を上手に維持するために作業を切り替えていくんです。
もちろん人を選ぶ方法だとは思いますので、できそうだなと思う方は参考まで。
また次回お会いしましょう。バイバイ。
This website uses cookies.