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木製まな板でお手入れ簡単・包丁にも優しいおすすめ木材とは?

青森ヒバのまな板

まな板、探していますか?

木もいいですが、最近は樹脂製もありますよね。

量販店などに行くと「抗菌」や「切りやすい」「ちょうどいいサイズ」などの謳い文句で大量に置いてあります。買ったら長く使うものだし、使用頻度も高いので、適当なものを買うのも嫌ですよね?簡単に買い換えて試せるものでもありません。

色々出ているがゆえに悩むポイントの「まな板」。今回は僕が色々探してみて見つけたオススメのまな板を紹介しますね。

まな板の役割

ステンレスの調理台の上で直接包丁を使ったらどうなるでしょう?

恐らく、金属で金属を削った嫌な音がしますよね。手に残る感触も気持ちがいいとは言えないでしょう。そして、これは包丁にとってもよくありません。せっかく切れ味のいい包丁を使っていても、その刃が金属にあたっていてはすぐにダメになってしまいます。さらに言えば、切った後の具材を鍋に入れるときにも不便ですよね。

つまり、まな板はこんな用途で使用します。

  1. 気持ちよく調理するため
  2. 包丁の刃を守るため
  3. 具材の取り回しを良くするため
「良いまな板」があるとしたら、これらの要素を満たしていることになります。

まな板の材質

まな板を選ぶ時に悩むのがこの「材質」の面ではないでしょうか?樹脂系の材質にするのか、ゴム系にするのか、木製にするのか・・・色々悩みますよね。実際、僕も随分悩みました。お店に行って店員さんの話を聞いたりネットで調べたりして探しまくりました。そして、最終的には憧れの木製にしました。その時に調べた経緯や、判断した基準について話しますね。

憧れの木製とテクノロジーの樹脂

木のまな板大きく分ければ、現在のまな板は2種類の素材でできています。ヒノキやイチョウ等の木製、そして抗菌効果を謳っている樹脂製です。

料理好きの方なら木のまな板に憧れがありますよね。なんとなく料理が美味しそうに見えますし、料理が上手に作れそうな気がします。それに対して樹脂製は加工などが楽にできるため様々な材質や形状のものが登場しています。抗菌作用を持たせたり、折り曲げられるような構造で便利さを打ち出したり等、選ぶ側としてはなかなか迷いどころです。

ここからは、両方の特長をまとめてみましょう。

木製まな板のメリット・デメリット

木製まな板木製まな板の特長としてよく言われるものにはこんなものがあります。

  1. 包丁にやさしい
  2. 香りが良い
  3. 音が心地よい
  4. 永く使える
  5. 憧れ
特に、包丁にやさしいというのは素晴らしいポイントですね。木製は柔らかく、材質に包丁が適度に刺さる事ができるので包丁にやさしいのです。そのため、研いだあとの切れ味が長持ちしますし、研ぐ回数も減らすことが出来るので、長い目で見れば包丁も長く使うことが出来ます。
反面、デメリットとしては
  1. 傷が付きやすい
  2. 材質が腐る
  3. 長く使った場合真ん中がすり減る
  4. 消毒が少し面倒
といったポイントがあります。木材は水を吸収するので扱いが悪いと材質そのものが腐ってしまったり、もしくはカビが発生したりします。その対策として消毒が必要になったり、普段の扱いが重要になったりします。

熱湯消毒

キッチンの消毒には「塩素系」のハイターや、「酸素系漂白剤」などが使用されますが、木材はこれらを吸い込んでしまうためあまり使わないほうがいいでしょう。おすすめしているサイトやお店もありますが、おすすめしていないお店もありました。なので、僕は使わない方針にしています。
という経緯もあり、木製まな板の基本的な消毒方法は「熱湯消毒」になります。やかんでお湯を沸かして、表面に流しかける感じです。消毒する頻度は使用状況や環境に左右されますが、キレイに使おうと思うとなかなか手間なことも事実です。

樹脂製まな板のメリット・デメリット

樹脂製まな板樹脂といっても実はいろいろな材質があります。代表的なところではプラスチックや合成ゴムがありますが、性質はある程度似通っています。まとめて特長を並べてみるとこんな感じになります。

  1. 安い
  2. 消毒が楽
  3. 白いものが多いので清潔感がある
  4. 「抗菌作用」などを持たせられる
  5. 薄くて軽いものもあるので、キッチンにぶら下げて収納したりできる
  6. 変形出来るものは、食材の取り回しがよい。
5,6はモノによりますが量販店で売られているものとしてはかなり多いタイプだといえると思います。
反面、デメリットは以下のとおり。
  1. 堅いものが多く包丁に悪い
  2. 長くは使えない
  3. 使い心地が木よりは悪い
  4. 熱湯消毒はできない(耐熱温度による)
一般的に言われているのはこんな感じですね。しかし、最近ではそうとも言えなかったりします。

「樹脂より木がいい」は成り立たない

樹脂製まな板と木製まな板

一昔前までは「樹脂は堅いし、木のほうがいい」と言われていましたが、最近はそうでもありません。技術の進歩で適度な柔らかさをもたせた樹脂もあったりするので、一概に言えなくなったのです。

しかし、その手のまな板は木と同じくらい高価な場合も多いのでそれがまた判断を難しくしています。

個人的には、樹脂製はムニムニした切れ味というか、切った時の感触が好きではありません。コンコンコンッと気持ちよく切れる感じが木の方が好みですね。

木製まな板は削って永く使える

まな板は永く使っていると削れて凹んできます。どうしても真中付近でものを切るので真中が凹んで来ます。凹んでしまったまな板は専門店で削ってもらえば再び平らな状態で使うことが出来ます。

木製まな板は使用時の注意がある

木

木製まな板を使う上で注意しなくてはいけないことは「木製」だということです。

木には当然繊維があります。もともと水分が通っていた繊維なので水を吸ってしまいます。そのため、扱いが悪いとその繊維ににおいの原因や雑菌が入り込んでしまいます。よく言われる対策として以下のものがあります。

  1. 使う前には湿らせる
  2. 使ったらすぐに熱湯消毒しない
  3. 調理が終わったら繊維の向きにあわせて立てて保管する

使う前には濡らします。まな板が乾いた状態からいきなり具材を切ると具材の水分が浸透してしまいます。なので、先に濡らしておけばその水分が入り込むのを防止する効果があります。そして、魚や肉の油が表面についている状態でお湯をかけたりすると、それらが熱で溶けて同じように入り込んでしまいます。そのため最初は水で洗ってからお湯をかける必要があるのです。

そして、水が抜ける時はその繊維から出ます。そのため、木の繊維にあわせた向きで立てて置くと水が抜けやすく効果的になります。

木製まな板は材質によって手間が変わる

ちょっと面倒な面を説明しましたが、実はこの手間は木材によって違います。例えばヒノキのまな板であれば、ヒノキ自体が油分を多く含むので水分が入りにくい特性があります。イチョウは木材そのものに抗菌作用があり、雑菌が繁殖しにくい特徴があるのです。

そのため、それに合わせて消毒頻度を変えたりすることができます。

気持ちで選ぶことの大切さ

僕はものを永く使いたいタイプですし、思い入れを大切にするので木材を選びました。正直、「気分」ってめっちゃ大事だと思います。

なぜなら、気に入って買った道具を使えば「料理するぞ!」って気分になりますから、毎日の料理が楽しくなります。気に入って使っていれば「お手入れ」も生活の一部として楽しむことができます。

もし仮に、レビューに振り回されただけで買い物をしたらあまりお手入れもしなくなってしまうのではないでしょうか?まな板のように使用頻度が高いものはなおさらです。気に入ったものを使う価値が高いものだといえます。

そして、見つけてしまった最強木材「青森ヒバ」

僕は実家の母がイチョウのまな板を使っていました。そのため、イチョウの感じはわかっていましたし、友人宅で料理した時にヒノキも触らせてもらいました。正直なところ、大差はないように感じました。

まな板レビュー

木製まな板を買うと决めていたのですが、材質だけが僕の悩みでした。いろいろなネットのレビューを見たりしましたが、イチョウは抗菌作用の反面目が大きく水分が入りやすい。ヒノキも表面の油分がなくなるとカビが出る。などの意見を見ました。

まあ、使ってみないとわからないんですけどね(笑)

でも、ある日最強の木材に出会いました。その名は「青森ヒバ」。青森で栽培されたものだけが青森ヒバと呼ばれる珍しい木です。

青森ヒバの特長はざっくり並べると以下

  1. 繊維の目が詰まっていて水分が中に入らない
  2. ヒノキやイチョウと比べてかなり強い抗菌成分を持っている
  3. めっちゃ香りが良い

青森ヒバは通常の木よりも成長がゆっくりで、目が詰まっているそうです。目が細かいため水分が中に入らず、水場での仕様にとても向いている木材です。実際、お風呂の手桶や、椅子などにも広く使われています。

さらに水分が中に入らない上に、抗菌成分も優秀です。木材に含まれる抗菌成分は代表的なもので「ヒノキチオール」と「βドラブリン」があるそうですが、この二種が一緒に含まれている国内の木材は青森ヒバだけだそうです。

そして、香りがめっちゃすばらしい!僕は青森ヒバを渋谷駅に出てた特設店舗で買ったんですが、駅を歩いていてお店が視界に入るよりも先に「温泉の木の匂い」がしてきたんです!この香りが本当にいい!もう購入して3年位使っていますが、まな板を洗ったあとにこの香りがします。

この特徴を備えているなんて、もはや僕にとっては最強と言える内容でした。荷物いっぱい持っていましたが、即買いです(笑)

合板ではなく、一枚板がオススメ

木のまな板には合板のものや、木のくずを押し固めたもの、一枚板のものがありますが、一枚板がオススメです。

なぜなら、合板は水分が通る繊維が途中で塞がってしまっているから。塞がってしまっているので水分が逃げません。また、接合面に水分が入りやすく、そこから悪くなってしまうそうです。青森ヒバを買ったお店の方に聞いたのですが、木は水分を吸ったり出したり「呼吸」をしているし、それに合わせて「伸縮」が起きているそうです。そのため合板は伸縮状態が合わず剥がれてしまったり沿ってきたりするんだとか。

「ふし」がないところで均一な面を選ぼう

きのふし木なので製品によって木目が違います。オススメのまな板は均一な木目が出ていて、ふしのない部分を選ぶのがポイントだと聞きました。ふしっていうのはあの黒いところのこと。木目が均一な部分は水分が入りにくいそうですよ。

サイズはキッチンのサイズを考えて大きめが良いと思う

まな板はキッチンサイズをみて

サイズもいろいろありますが、キッチンの広さと相談といったところでしょうか。ですが、やや大きいほうがいいと思っています。小さいと切ったものが上に置ききれない場合がありますし、大きい方が安定するのでグラグラして切りにくかったり、危なかったりすることも少ないです。

でも、あまりに大きいと持ち上げて洗う時も大変ですし、鍋にまな板から具材を入れる時も大変です。

作業する場所だけではなく、流しのサイズや自分の体格とも相談して決めるようにしてください。

普段は「流して」「拭く」だけでOK

これだけのスーパー木材なので普段のお手入れがめっちゃ楽です。ササッと水で流して、表面の水分を拭くだけでOK。あとは風通しのいいところに立てて置くだけです。実際僕は買ってから3年つかってますが、それだけで全然カビません。

小林家の青森ヒバまな板よく、木材は天日干ししろっていいますが、天日干しは逆にしないほうがいいそうです。片面だけ乾燥して反ってしまったりするんだとか。

写真は実際僕が使っているまな板です。ほとんどこのケアしかしていませんが、このくらいはキレイに使えます。表面には細かい傷がたくさんあります。

まな板の傷

料理頻度は日に二回くらいです。ほぼ毎日料理しています。それでもこんなもんですね。

野菜の焼印

唯一、この野菜と肉の面を区別する焼印が薄くなってきましたね(笑)こういうマークはあると重宝します。野菜と肉は分けたほうがにおいがうつらないのです。

木製まな板を探している人におすすめは「青森ヒバ」

いかがでしょう。僕の選んだ経緯を含めて話しましたが、木製まな板を探している人にはとってもおすすめできる商品だと思います。最後に、青森ヒバのいいところを箇条書きにしてまとめましょう。

  1. 包丁にやさしい
  2. いい香り
  3. 料理へのやる気が出る!
  4. 高い抗菌作用
  5. 水分が入らない

ぜひ機会があれば見てみてくださいね!アマゾンのリンクも張っておきます。

いいキッチンライフを!

KOBATONE 小林嘉明

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