Clubhouseに入り浸ってみて、伸びるルームの感じがなんとなくつかめたのでシェアします。4~5数で語り合うルームではなく、それなりにたくさんの参加者がいるケースを想定した内容です。
端的に言えば「居心地の良い部屋を作る」方法でもあります。 なので「バチバチに討論がしたいぜ!」って人向けの内容ではありません。穏やかに平和な、のほほんとした活用がしたい人向けにお知らせします。あしからず。
今回お届けする内容はこちら
Clubhouseで伸びるルームの条件
- 雑音が少ない
- モデレーターが6人程度
- 同時会話は3人程度
- やさしい
- 人の入れ替わりがある
- 話題が尽きない
- クロスプラットフォーム
一つずつ解説しますね。
Clubhouse伸びるルール1:雑音が少ない
音質がクリアであること。
これがとにかく重要。 Clubhouseは音声のみのメディアです。 そのため、音質の影響をもろに受けます。 とは言え、 現在はiPhoneからの配信のみですので、マイクの性能に大きな違いがあるわけではありません。
配信環境に鍵があります。
とにかく静かな部屋であることが大切です。 背景でエンジン音が鳴っていたり、BGMがかかっていたり、風がガンガン 吹いている場所では、当然の質が下がります。
聞き取りづらさはかなりストレスを与えるので、極力避けましょう。
世界最大の教育プラットフォームであるUdemyでも、 人気講師は口を揃えています。『音質を最も重視せよ』と。
トークスキルにかかわらず、まずは音質を良くするところから始めると良いでしょう。
Clubhouse伸びるルール2:モデレーターが6人程度
モデレーターは6人程度がオススメ。
モデレーターとは、話を仕切る人のこと。 スピーカーを招待したり、ミュート操作を行ったり、キックすることが可能です。 トークルーム内で緑のマークが付いている人ですね。
ランダムに会話するよりも、しっかりと中心人物を定めて、その人を中心に話を進めるスタイルの部屋が伸びている印象です。
リスナーとして入っても、 そういった部屋の方が心地良いので、ほぼ間違いないでしょう。 しっかりと場をコントロールできるモデレーターが1人でもいると安定する感じですね。
Googleのミーティングルールでも、「6人以上での話し合いはしない」 と言うものがあります。効率よく話すためには、乱戦よりも「有意義に話せる人たちを中心に展開する」ことが肝要。
Clubhouse伸びるルール3:同時会話は3人程度
モデレーター、スピーカーを含めて、ミュート解除をしている人間は3人程度までが良いと感じました。
マイクがオンになっていると、どうしても生活音が入ります。 ちょっとなら問題ありませんが、それが10人分にもなるとほぼ会話が聞こえない状況。なので話す人以外は基本的にマイクをミュートにするのが良いです。
とは言え、 ノーリアクション状態で話すのは難しい。なので
- メインスピーカー
- 質問者
- 話題を広げる人
くらいの三役がいいかと思います。これだと聞きやすい。
Clubhouse伸びるルール4:やさしい
これは個人的に絶対のルールですね。
とにかく優しい。それだけで居心地がいいです。
現在は日本でClubhouseが流行り始めて初期段階と言うこともあり、感度の高いスタートアップの方々が多数参加していらっしゃいます。 それに伴ってビジネス方面に明るい方が多く集まっていらっしゃる状況なのですが、どうもビジネスの話が始まるとバチバチしがちです。
このブログを見ていただければ分かる通り、僕もビジネスの知識やスキルは大好きです。しかし、 別に議論がしたいわけではありません。
ビジネスの考えにも様々な流派があるので、考え方に違いがあるのも当然といえます。 ですが、『相手を否定すれば自分が正しくなる』なんてことはないのです。「討論部屋」みたいな場所以外では極力攻撃的な否定は避けたほうがベター。
こいつ間違ってるわー、って思うならそっと退室すればいいのです。
Clubhouse伸びるルール5:人の入れ替わりがある
メインスピーカーが入れ代わり立ち代わりする方が、部屋が長続きします。
いわばモデレーターは『司会者』。メインスピーカーに一定時間話をしてもらい、それを回していくイメージ。
話終わったスピーカーはリスナーに戻って行きます。 そうすることで、いろいろな人の話をペースよく聞くことができるので、飽きが来ません。
「どんどん人をスピーカーにして、ミュートしておけば良いのでは?」
こう考える人もいるでしょう。 しかし、これだと見づらい欠点があります。
Clubhouseでは、現在マイク入力がされている人に印が入るようになっています。 なので、一見すれば誰がしゃべっているのかわかるようになってはいるのですが、数が多すぎると把握できない欠点があります。
なので、モデレーターとスピーカーを合わせても1つの画面に収まる位がベスト。
この状態をキープできれば、誰が話しているのかを即座に理解することができ、「 えーと誰ですかー?」 と探し回る時間を省略できます。
Clubhouse伸びるルール6: 話題が尽きない
話題が尽きないことも重要なポイント。
Clubhouseは、ルームに途中から入室することができるので、話を最初から聞いているリスナーばかりではありません。 むしろほとんどの人が途中で入ってきて「どんな部屋なんだろう?」 と様子を伺い、数秒で判断します。
この数秒が、沈黙だったらどうでしょう?
活動していない部屋なんだと思われてしまい、離脱率が上がります。 なので、 8秒以上は沈黙しないようにした方が良いでしょう。 根拠は、Microsoftの調査で「人間の集中力は8秒しか持たない」 と言われているから。
試しに8秒間の沈黙をしてみてください。 結構長く感じるはずです。
なので、 上手に間が使える人でない場合は なるべく話題を途切れさせない方が良いでしょう。
Clubhouse伸びるルール7: クロスプラットフォーム
ClubhouseではTwitterとInstagramを連携させることができます。 プロフィールからジャンプできる仕組みですね。
Clubhouseで スピーカーになると、多くの人がフォローしてくれるだけでなく、TwitterやInstagramにも飛んでくれます。 そこで写真や文章を見ながら 相手の人柄を把握している面が非常に強い。
というのも、 リアルタイムの音声で人柄はわからないからです。 耳では今の話題を聞きつつ、文字や写真でプロフィールを知るわけですね。
途中参加の人も多いですが、 しょっちゅう自己紹介するわけにもいきませんから、 自然な文化と言えるでしょう。
なので、逆に言えばTwitterやInstagramのプロフィールやタイムラインをしっかりと整えておいた方がお得です。
実際、Clubhouseを始めてからTwitterもInstagramもフォロワーが増えました。流入元は完全にClubhouse。
と言うわけで、他のSNSやメディアと組み合わせて使うと非常に強力なプラットフォームだと言えるでしょう。
まとめ: リスナーの居心地が最重要
以上、7つのコツでした。 一言で言ってしまえばリスナーの居心地が最重要ってこと。
僕もClubhouseをこれからどんどん研究していきますので、他のことがわかり次第また報告します。
ちなみに、アカウントの立ち回りに関してはこちらの記事を出しましたので、「アカウントを伸ばしたい」って人はこちらもどうぞ。
記事を書いたらTwitterでお知らせしますので、フォローいただけると幸いです。
良いClubhouseライフを!
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