フライ返し、使ってますか?
おそらく、ほとんどの人がつかってますよね。
使用頻度が高いものだからこそ、小さな使い勝手の良さが大きな違いになります。
使い回しが最高にいい逸品、紹介します。
柳宗理バタービーター
皆さんこんにちは。
KOBATONEの小林嘉明です。
今日はフライ返し。
一人暮らしでキッチンツール揃えるときに最初に買う人も多いんじゃないでしょうか?
とりあえず持っておけば色んな用途に使えますし、最初のキッチンツールとしてはバッチリの品だと思います。
最初に買うということは、長く付き合うことにもなるわけで、いいモノを買ってもいいのではないでしょうか?
今日はおすすめの「柳宗理バタービーター」についていくつかの面から紹介します。
今回お届けする内容はこちら
そもそもバタービーターって何?
はい、タイトルから違和感感じてる方もいますよね。
フライ返しの解説なのにバタービーターって書いてます。
理由がありまして、今回の商品は正式名称がバタービーターといいます。
名前の通り、本来はバターを扱うためにある道具らしいです。
(僕も正しい使い方でつかったことはないですw)
しかし、形状的にも機能的にも「フライ返し」に近いです。
ということで、フライ返しとして使ってしまおう、というわけです。
ちなみに、柳宗理(やなぎそうり)のシリーズでフライ返しというと
「ターナー」が該当すると思います。
ちょっとややこしいので買う際には注意してください。
アマゾンでも今調べたら表記がかなり混乱してるようです。
どっちもフライ返しと書いてありました。
柳宗理バタービーターのいいところ
汚れにくい
洗いやすい
熱くなりにくい
隙間がない
適度な硬さ
吊るせる
ざっと思い浮かぶだけでこれくらいあります。
ステンレスの板から作られている構造はシンプルで、
持ち手部分と先端の2つしか部品はありません。
ネジもなし。
このため凸凹がなく、非常に汚れにくい。そして洗いやすい。
ステンレスなのでこびりついても遠慮なくこすってOK!付け洗いもできます!
持ち手部分は剛性があり、しっかりしています。
先端はかなり薄く成形されていて、ひっくり返したい料理の下にスッと入ります。
硬さも非常に絶妙で、力をかけると「曲がってほしい分曲がってくれる」感じです。
鍋についたおこげ部分を剥がしたいときにはガリガリとでき、具材に滑り込ませたいときにはスッと入る。
そんな絶妙さです。
先端形状もすごく使い勝手のいいカーブになっていて、鍋のこすりたいところをこすれる。
かゆいところに手が届く仕様です。
前回紹介したステンレストング同様、
柳宗理シリーズはステンレスでできているので、比熱が高いです。
(温度を変えるのにたくさんの熱がいるということ)
なので、全て金属ですが使っていて持ち手が熱くなるということはありません。
さらに、使用頻度が高いものはキッチンに吊るしておくと使い勝手がいいですし、乾かしやすいですよね。
吊るすための穴がついているのもポイント高いです。
余談ですが、僕は買うときに重視しているポイントがありまして、
永く使えること
使うほどに愛着が湧くこと
洗いやすいこと
見た目がいいこと
捨てやすいこと
このあたりを大切に考えています。
これを完全にカバーしている商品だといえます。
注意点
べた褒めしましたが、もちろん注意したほうが良いものもあります。
アルミ鍋で使うと感触が良くない
これですね。
僕の感想ですが、雪平鍋やアルミフライパンなどのアルミ丸出しの鍋と使う場合、
金属同士が擦れる感じがして心配になります。
アルミ鍋には木製や竹製のスパチュラがいいですよ。
まあ、フライ返し使うような料理はムニエルくらいでしょうか。
感触が気にならない人でしたらぜんぜん使えると思います。
実際僕もムニエルなら使っているので、「ひっくり返す」用途なら問題ないかと。
「こそぐ」とか「混ぜる」動作が多いと相性が悪いように思います。
まあ、「フライ返し」ですしね(笑)
どんな人におすすめか
鉄のフライパンや鉄の鍋を使用していて、
ターナーをこれから買う人
もしくは新調する人
ですね。テフロン加工やその他表面加工のある鍋ではつかったことないですが、悪くはないはずです。
ただ、焦げ付いたときにガシガシ遠慮なく洗えるとか、つけ洗いできる、っていうのは表面加工なしの強みです。
例えば、これから一人暮らしの人なんて良いと思います。
絶対料理失敗しますからね。そんなときにバッチリ。
スペック
全長308mm
横幅85mm 奥行き65mm
重量116g
材質 18-8ステンレス
いかがでしょうか?
皆様の道具選びの参考にしていただけると幸いです。
KOBATONE 小林嘉明
コメントを残す